『矯正は、何歳から始めたらいいのですか?』

本当に難しい問題です。何故かというと、この子がどういう風に成長していくのか、100%わからないからです。しかし問題は昔のように悪くなってからおこなう矯正は、必ずと言っていいほど、抜歯をしたり、顎を切って美容整形をしたりしないといけないことです。これはお金がかかるだけでなく、歯を失う、手術をするといったマイナス材料が大きくなります。

現在の歯並びの問題は

  • 生まれてからの環境的な要素(母乳の飲み方・お母さんの抱き方、寝かせ方)
  • 呼吸の問題
  • 水の問題、食事の問題
  • ストレス、アレルギー、姿勢

たくさんの要素が複合的に絡まっておこってきています。だからこそ、問題点を洗い出して、早くから矯正をはじめることに意味があります。これは見た目の良さだけでなく、これからの人生を健康で幸せに生きるために非常に重要なことです。

乳歯列、混合歯列期、早期永久歯列をもつ3〜12歳の子供たちはまだまだ成長発育が盛んです。この時期に、機能的矯正や悪い癖を取り除くことで、上下の顎の成長、発育をコントロールしていくことで、バランスの良い顔の形に近づけ、1一生涯の大切な歯の健康につながります。早期矯正は、歯だけでなく顎の骨に働きかけます。より好ましい顔の形へと導き、安定した咬み合わせを得るためのものです。‘まだ見ぬ顔を直す’ と言えます。

矯正は歯並びを良くするだけではない

顔が成長する前に抜歯をすることは危険だとDr.MEWは注意を呼びかけています。たいへん大切な問題です。歯列の矯正は顔貌の矯正でもあります。単純に歯を並びかえるだけの問題ではありません。

二人の男の子は一卵生親生児です。13才の成長期に上段のBENは抜歯による矯正治療をしました。下段のQUINTONは抜歯をせずに床矯正の治療をしました。歯並びは二人ともきれいになりましたが、BENの横演は平坦です。二人の顔はまったく違った成長をしました。なぜならアゴ骨の発育が異なったからです。それは、顔貌の変化が語っています。

子どもの顔は、大人の顔を小さくしただけではありません。上アゴが成長することで、大人の顔になるのです。咬むことで上アゴ骨に刺激を与えることが必要です。上アゴの骨が正しく育成したその結果として「良い顔貌」に成長するのです。骨の成長が終了してからでは顔貌の改善も期待できなくなります。

矯正時期と治療期間

矯正を行う時期については個々の症例で大きな差があり、一概には言えません。しかし、早い時期に治療を開始することが望ましいです。大人でも矯正は可能ですが、子供の時期とは異なるため、手術を行う必要があることもあります。

治療の段階

  1. 歯磨き指導
  2. 顎の発育コントロールなど
  3. 歯の3次元的移動(抜歯含む)
  4. 保定

成人矯正

当医院では、手術が必要なケース以外の矯正をさせていただてます。矯正専門医ではありませんが、抜歯矯正も含めて100症例以上治療させていただいています。もちろん専門医への紹介もさせていただきますし、最終的に被せ物が入ったりするケースは、矯正だけの問題ではありません。成人矯正には、トータル的な考え方、手法が要求されます。今はインプラントを使った矯正も少なくありません。見栄えのいい装置もあります。おしゃれに矯正する若者も増えています。是非ご気軽にご相談ください。